観戦記

投稿者

Kia Kaha

2014年01月12日 13:00KO 国立競技場 レフリー 平林泰三
帝京大学 VS 早稲田大学 天気 晴れ / 弱風
グラウンド状態 良い
前半 後半 得点 前半 後半 観客 まあまあ
2 4 T 1 4 投稿者が選んだマンオブザマッチ
1 3 G 1 2 チーム名
0 1 PG 1 0
0 0 DG 0 0 選手名
12 29 10 24
41 合計 34

フォロー中・・・ シェア中・・・
*facebookにシェアする場合や投稿者をフォローする場合、ログインが必要となります。
「悲願の『荒ぶる』達成ならず…」

【提供】
 早稲田スポーツ新聞会
 http://bit.ly/1gCvcfF

無情にもノーサイドを告げるホイッスル。その瞬間、赤黒戦士は頭を抱え崩れ落ちた。「これで終わりか…」(プロップ垣永真之介主将、スポ4=東福岡)。この1年、いや4年間のすべての思いを懸けて臨んだ全国大学選手権決勝。しかし、国立競技場に勝利の謳歌(おうか)・『荒ぶる』を響かせることは叶わなかった。
前人未到の5連覇を狙う王者・帝京大と、5年ぶりの覇権奪回を目指す早大の頂上決戦は、キックオフと同時に試合が動く。フランカー布巻峻介(スポ3=東福岡)がタテに突っ込み一度倒れるも、再び起き上がってブレイク。サポートに付いたWTB荻野岳志(先理3=神奈川・柏陽)がボールを受け、一気に加速しゴールまで駆け抜け、先制トライを奪う。

しかし直後、この試合のカギを握るとされたスクラムでいきなりターンオーバーを許すと、ここからは帝京大ペース。ブレイクダウンで「想像以上にプレッシャーを受け」(後藤禎和監督、平2社卒=東京・日比谷)、ミス
やペナルティーが相次ぎ自陣深くに追い込まれる。

「(帝京大に)上手くマネジメントされて、回されてしまったのですごいプレッシャーを受けた」(フッカー須藤拓輝、スポ4=東京・国学院久我山)と、マイボールスクラムもクリーンに出すことができず、攻撃権を得ることができない。そして12分、23分に近場をこじ開けられ、逆転を許す。その後は粘りのディフェンスで帝京大の攻撃を凌ぎ、42分にPG成功。10-12で前半を折り返す。

「後半の最初の20分間そこをもう一度集中して凌ぎきって、最後の20分で走り勝って勝利をつかむイメージを持って後半に臨んだ」(後藤監督)早大だったが、「守りにいってしまった」(ロック黒木東星(スポ4=東福岡)と厳しさを欠き受けに回ってしまう。ノーホイッスルトライを皮切りに、3トライ・1PGを許し、16分には10-34。瞬く間に差が開いてしまった。

だが、「あんなにトライを取られても全く負ける気はなく、心の中でまだまだいける、余裕だと思っていた」(垣永主将)と全員で気持ちを共有。

すると一転、早大がリズミカルな連続攻撃でアグレッシブに攻め、帝京大に襲い掛かる。荻野が反撃ののろしを上げるトライを取ると、一気に早大ペースに。19分にCTB坪郷勇輝(商4=東京・早実)が、27分に再び荻野が得点を挙げ、一時24点あった点差はわずか5点差に。早大が猛反撃を見せる。

しかしこれに動じないのが王者・帝京大の強さ。31分に早大のミスにつけこみ、一気に前進すると、最後はFWが強引にインゴールにねじ伏せた。再び引き離された早大は、敵陣で猛攻を仕掛けるも、時間は刻一刻と過ぎていく。そして鳴り響く無情のホーン。最後に意地のトライを奪うも、あと一歩及ばず無念の敗戦となった。
「後半の最初に帝京大さんの素晴らしい集中力でチャンスをものにされた」ことを敗因に挙げた垣永主将。終盤の追い上げを考えると、序盤の失点が悔やまれる。

だが、点差を離されながらも「自分たちのラグビーを貫いた」(垣永主将)赤黒戦士の精神力、そして勇敢な姿は、多くのラグビーファンに感動を与えたに違いない。

来季こそ『荒ぶる』を――。「絶対にこの悔しさを忘れずに、リベンジしてほしい」(垣永主将)。「今回負けた悔しさを忘れないようにして、絶対この場所に戻ってくる」(NO・8佐藤穣司、スポ2=山梨・日川)。4年生の思いは、確かに後輩たちに引き継がれた。

【提供】
 早稲田スポーツ新聞会
 http://bit.ly/1gCvcfF
  • サポーター募集中
  • サポーター募集中
  • サポーター募集中
  • サポーター募集中