観戦記

投稿者

Kia Kaha

2014年01月12日 00:00KO 柚木公園陸上競技場 レフリー
第10回サントリーカップ VS 東京ブロック代表決定! 天気
グラウンド状態
前半 後半 得点 前半 後半 観客
T 投稿者が選んだマンオブザマッチ
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「第10回サントリーカップ東京ブロック代表決定!」

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 ラグカフェ編集部の取材メモ
 http://amba.to/1aDIpEx

2014年1月12日(日)、第10回全国小学生タグラグビー選手権大会「サントリーカップ」東京ブロック代表決定大会が、東京都八王子市・上柚木公園陸上競技場で行われた。

今年のサントリーカップは第10回の記念大会のため出場チーム数が増加。例年、東京ブロックからの出場枠は1つのところ、今年は2チームがサントリーカップに出場できることになった。そのため、東京ブロック代表決定大会の方式もトーナメントから予選ラウンド、決勝ラウンドともに総当り戦に変更された。

まず各地区予選を勝ち上がってきた12チームが4つのプールに分かれて予選ラウンドを行い、各プール1位チームが決勝ラウンドに進出。決勝ラウンドに進んだ4チームのうち、成績上位2チームが東京ブロックの代表として全国大会への出場権を手に入れる。

〈予選ラウンド出場チームと組み合わせ〉
※(  )内は地区予選と順位

●プールA……ひかりきっずくらぶ(23区・1位)、南白レジェンド(武蔵野・3位)、七国侍スピリッツ(多摩・4位)
●プールB……小柳ライトニングス(武蔵野・1位)、七国稲妻スピリッツ(多摩・3位)、慶應ティガーズ(23区・4位)
●プールC……七国スピリッツ(多摩・1位)、いずみの森ユナイテッドベアーズ(23区・3位)、南白レジェンドB(武蔵野・4位)
●プールD……小柳ライトニングスB(武蔵野・2位)、いずみの森ユナイテッドドラゴン(23区・2位)、七国ミニリッツ(多摩・2位)

予選ラウンドの結果、決勝ラウンド進出の4チームは、ひかりきっずくらぶ、小柳ライトニングス、七国スピリッツ、七国ミニリッツとなった。ただし、サントリーカップの大会規定により、同一小学校からの2チーム出場は認められていないため、七国スピリッツと七国ミニリッツが仮に1位、2位を独占した場合でも、どちらか1チームしか全国大会へは出場できない。よって、実質的には3チームで東京ブロック代表の2枠を争うことになった。

*****
今年の決勝ラウンドは総当り戦。負けたら終わりの一発勝負、トーナメント戦ならではの緊張感は昨年に及ばないものの、子どもたちの熱い戦いに変わりはない。全国大会へ出場するには、予選ラウンドから決勝ラウンドまで、ほぼ一定の試合間隔で5試合を戦い抜くための体力、気力、集中力が求められるタフな大会となった。

ラグカフェは、3年連続の東京ブロック代表を目指す七国スピリッツに密着取材を開始。今年も東京ブロック代表の大本命チームは、予選ラウンドでは相手をまったく寄せつけず決勝ラウンドへ進出した。
決勝ラウンドの初戦は、兄弟対決となった。相手は手の内、勝手知ったる七国ミニリッツだけにやりにくさがあったのか、前半を2-1とほぼ互角の点差。戦術面でいえば、タテへの仕掛けに対して、ミニリッツが徹底的な接近防御で対抗し、スピリッツのアタックが機能しない。勝って当然の相手に対して攻めきれないフラストレーションで個人プレーに走る悪いクセが出る。キャプテンの柏原昌太将太選手の声もきびしさを増すが、煮え切らないまま前半終了。後半になると実力差が現れてアタックが決まりだし、最終スコアは6-2となった。

決勝ラウンド2試合目。相手はひかりきっずくらぶ。ひかりきっずにとっては、タグラグビー生活のすべてを、「打倒、七国スピリッツ」の合言葉で過ごしてきたといってもいい。しかも、ひかりきっずは初戦の小柳ライトニングス戦に敗れているため、この試合に負けると全国への道が閉ざされてしまう。そして、その戦いの相手が、七国スピリッツだというのは、運命的だと言わざるをえない。

前半の入りは、ひかりきっずのアタックが機能する。開始1分。ひかりきっずは、あとひといき、あと一歩でトライというシーンをつくりだすが、決めきれない。右サイドへアタックしたところに、七国スピリッツがディフェンスに寄っていった。左のスペースでひとりあまっていたが、パスしきれずにタグ4で攻守交代。ひかりきっずはそのあとのアタックでも、右サイドを駆け抜けるが、最後のトライラインをまたぐところで、七国スピリッツのディフェンスに足をゆるめてしまい、タグをとられる。ひかりきっずのやさしさが、ぎりぎりの戦いの中で出てしまう。七国スピリッツは、相手に流れをわたさず着実に得点を重ね、前半は2-0で折り返した。

ひかりきっずは後半にすべてをぶつけたい。その想いを後半最初のトライが打ち砕く。キャプテン柏原のインターセプトだった。七国スピリッツの前半の戦いぶりには納得がいかない、チームを立て直したい。そんな強い気持ちから生まれたトライが試合の流れを決定づけた。その後も七国スピリッツはトライを重ね、最終的には6トライ。一方、ひかりきっずはアタックで外に人数があまっているのだが、使い切れない。試合終了の笛まで、ついにひかりきっずにトライが生まれることはなかった。

この時点で、七国スピリッツは2勝となり、3年連続の全国大会出場を決めた。また、並行して試合を進めていた小柳ライトニングスも、ひかりきっず、七国ミニリッツを続けて破り、初の東京ブロック代表に決まった。

決勝ラウンドの3試合目は、両者ともに東京ブロック代表を決めた七国スピリッツと小柳ライトニングスの戦い。ここでの勝敗がサントリーカップの順位に関係することはないが、東京の1位を目指しての試合となった。緊張から開放されたのか、七国スピリッツは小柳ライトニングスのスピードラグビーを相手に10トライを上げて快勝。ディフェンス面では、全国のほかのチームによくある、男子の体格を全面に出したパワープレーへの対応力が問われことになるが、マイボールからトライにつなげる力をさらにみがけば、十分に戦えるということを示した試合内容だった。

スピリッツのアタックを支えているのは、キャプテンの柏原と池戸将太郎。柏原は、タグを相手にとられる前にパスをして、そのままサポートに入り、リターンパスをもらうプレー。一方の池戸は、相手を引きつけてのクイックパス、そして、スペースをみつけて放るロングパスを得意としている。このふたりを中心にし たリズムのあるアタック、そして、カバーディフェンスが徹底されているのが、七国スピリッツの強みだ。

この段階であえて今後の課題を探るとすれば、七国スピリッツが本気になる試合、力負けするような相手との試合を組んで、ぎりぎりまで追い込まれた状況をあえてつくり、そこからはね返すようなトレーニングが、全国優勝のためには必要かもしれない。

*****
八王子の朝は冷える。底冷えするような寒さが、試合の経過とともに緩み、試合がすべて終わるころには、陽気に変わる。子どもたちの表情も同じだ。試合前の緊張感いっぱいの、少しこわばった表情から、ほっとした表情に変わる。全国大会に出場できなかったチームはくやしくて、涙がこぼれる。でも、心が温かい。東京ブロックの代表として、全国の舞台に上がる七国スピリッツと小柳ライトニングス。今年はどんなストーリーをつむいでくれるのだろう。

第10回全国小学生タグラグビー選手権大会は、3月8日(土)に予選プール、翌9日(日)に決勝トーナメントが国立競技場で行われる。全国の代表として集まってくる24チームの熱い戦いをぜひ試合会場で見てほしい。そして、できれば、どこかのチームに肩入れして応援してみてほしい。きっと心が温まって、涙がこぼれてくる。そういう時間を子どもたちがくれるのだ。
東京ブロック代表(1)七国スピリッツ
今年のチームは日本一を取れるチームだ!
あと2か月、最後の詰めをがんばろう
東京ブロック代表(2)小柳ライトニングス
初出場、おめでとう!
全国大会の目標は、「七国に勝つこと」というキャプテン
七国に勝てれば、日本一も見えてくるぞ
たくさんの応援、サポートがあってこそのタグラグビー
ヤジなし、指導なし、愛たっぷりの応援はお見事
参加したどのチームの選手たちも、いい顔してるね
4年生はまだまだこれから
5年生は来年こそ、勝ちにいこう
6年生はこれからの糧になる
ひかりきっずくらぶが見せてくれた笑顔は忘れない
「ベストフレンドチーム」のきずなをいつまでも大切に
6年生のみんな、またどこかで会いましょう
毎年大会運営のサポートをしてくれている
拓殖大学ラグビー部のメンバーたち
よく見ると、去年の全国大会で
全国スピリッツのリエゾンをしていた顔を発見!

*****
それではみなさん、全国大会で会いましょう
の前に、ラジオのオンエアーのお知らせをどうぞ

サントリーカップへの出場を決めた東京ブロック代表
七国スピリッツと小柳ライトニングスの選手たちの声を
今週の「ラグビーカフェオンレディオ」でオンエアーします
七国スピリッツの柏原昌太主将
小柳ライトニングスの郷門コウキ主将
(名前の漢字を聞きそびれました、ゴメン!)



それでは、全国大会で会いましょう
(編集長)

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