観戦記

投稿者

Kia Kaha

2014年01月18日 12:00KO 秩父宮ラグビー場 レフリー 戸田京介
リコーブラックラムズ VS クボタスピアーズ 天気 晴れ / 微風
グラウンド状態 良い
前半 後半 得点 前半 後半 観客 さみしい・・・
1 3 T 0 1 投稿者が選んだマンオブザマッチ
1 3 G 0 1 チーム名
0 0 PG 2 0
0 0 DG 0 0 選手名
7 21 6 7
28 合計 13

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「小松キャプテン、消耗する(の巻)」

【提供】
 ラグカフェ編集部の取材メモ
 http://amba.to/1eLl9Uc

第6節終了時点で首位、ワイルドカードトーナメント進出を決めたスピアーズ。
一方、この最終節の結果次第で、ワイルドカードトーナメントか入替戦かという運命の分かれ目を迎えるブラックラムズ。

「絶対に負けられない」、勝たなければならないという意識が勝負を分けた。

開始1分、スピアーズのラインアウトを奪い22m内へ侵入したブラックラムズ。
この日キレのある動きを見せたCTBタマティ・エリソンのグラバーパスからインゴールへ飛び込んだが惜しくもトライは認められず。
その後、スピアーズのPG2発で先制&リードを奪われ、さらにキャプテン小松がインゴール内でまさかのノックオンというミスで得点チャンスを逃したが、ブラックラムズが消沈することはなかった。
直前のミスを帳消しに、という気概か、前半終了間際に、キレのあるステップでスピアーズディフェンスを破りキャプテン小松がトライ。
SO河野のコンバージョンも決まり逆転して後半に入った。
後半は、ブラックラムズが序盤から攻勢。
3分のLO桜エモシ、10分のHO森、18分には再び桜エモシがトライを奪い、勝負を決めた。
スピアーズは、CTBとSOでプレーした立川のチャンスメイクが光ったが、後半25分のWTB伊藤がトライひとつに留まった。
ブラックラムズはこの勝利でグループB3位となり、ワイルドカードトーナメント進出を決めた。

試合後の会見でスピアーズの石倉監督は
「最終戦、絶対に勝ってワイルドカードへ行きたかったが、ブラックラムズの勢いに負けた。2ndステージ、ここまで20失点以下に抑えてきたが今日は20点以上とられた。ディフェンスを反省点としてしっかり修正し、ワイルドカードへ進出するチームとして恥ずかしくないゲームができるようにしたい」
と話しました。
ゲームキャプテンを務めたHO立川直道も
「ワイルドカードトーナメント進出をかけて戦うブラックラムズを相手に、少し難しい精神状態だった」
と試合にかける気持ちに差があったことを口にしています。
具体的な内容としては、スピアーズはスローなテンポで試合を進めたかったが、リコーの得点を奪い合うようなテンポに合わせてしまったことを敗因のひとつに挙げていました。

弟の立川(理)の留学について聞かれ
「結果を出す男なので、やってくれると思います。僕も負けないように日本で頑張ります」
と答えていた立川(直)。
グループB上位陣との試合をスタンダードにしてワイルドカードトーナメントに臨むと話した神鳥監督。


勝って運命を切り拓いたブラックラムズ。
「相手の状況やポイントの計算うんぬんよりも、まずこの試合に勝って、自分たちで未来を切り拓くという気持ちで臨んだ」
神鳥監督は、この試合への心構えを口にしました。
小松キャプテンは開口一番
「ものすごく疲れました」
この試合の勝利に向けて、肉体的にも精神的にも相当のプレッシャーがあったようです。
さらに
「フォワードがブレイクダウン、セットプレーでいままででも一番頑張ってくれて、おかげでバックスも前に出ることができた」
とチーム一丸の勝利であることを強調します。
トライを逃した場面についての質問に
「ノックオンは僕のミス。ただ、あの状況で僕のミスに対して特にフォワードが取り返そうと声をかけてくれて、逆に僕がチームに引っぱってもらえた」
と話しました。
ミスはあったものの、そこにいたる過程と流れは良かったので続けていこうという雰囲気があったようです。
「僕のプレースタイルとしては、コンタクトして前に行くものなので、いつもと変わらず前に出ようとしたんですけど……ホント、すみませんでした」
と反省しきりという感じでした。
1対1とセットプレーの安定をワイルドカードでの鍵とした小松キャプテン。


2位につけていたシャトルズが敗れたため、首位で2ndステージを追えたスピアーズ。
劣勢のチームの中にあって、途中出場でチームにインパクトを与える四至本。
途中から出場するときの心構えについて
「限られた時間で、どれだけ全力でプレーできるか」
を意識していると話します。
リードしている状態で入ることが多かったこれまでと違い、この日はリードされた状況での投入でした。
「前半見ていて、攻めきれていなくて、フォワードも身体が当てきれていなかった。自分が出たらガンガンぶつかっていきたいと思っていたんですけど、後がない状況のリコーもプレッシャーをかけてきて、想像より(プレッシャーが)強かったです。モチベーションの差がで出たかなと思います」
自身の課題として、先発出場するために何が必要だと感じているか聞いてみました。
「今、タキタキ(エロネ)とポジション争いしているんですけど、すごいパワーがあるんで、前半にパワープレーを持っていって、後半自分が走り回るイメージなんです。パワーでは勝てないので、運動量で、倒れてもすぐに立ち上がって動き回ることを追求したいです」
LOとしてもプレーできる四至本ですが、今シーズンはNo.8にほぼ専念、加えてチームの方針もあり難しいところもあるようです。
7人制代表としても経験がある四至本、今は15人制に専念しています。
「7人制だと、チームが求める体重が今より10kg以上低かったので、フォワードとしてセブンズのラグビーをするのは難しいですね」
つい先日、15人制のレギュラーからもセブンズの代表を選んでいくという内容の発表がありましたが、やはり簡単ではないようです。
「でもセブンズ楽しいんで、行きたいっちゃ行きたいですけど、欲張りはできないです。(セブンズの代表活動は)良い経験になったので」
と話してくれました。

スーパーラグビーのブランビーズへの留学が正式に発表され、19日に出国する立川(理)。
特別に単独囲み会見が行われました。
以前から提携しているクボタとブランビーズの留学制度を利用して、今回のオーストラリア行きが実現しました。
会見でわかったことは「行ってみないとわからない」ということでした。
行く形態としては「留学」。
その先、スーパーラグビーのスコッドに入れるのかどうかは、契約の形態含め不明。
ブランビーズの現場がどういう意識で立川を受入れるのかもよくわかっていません。
少なくとも、立川自身にそういった情報は入っていません。
留学は立川自身が「行きたい」という意志をエディー・ジョーンズ日本代表監督とクボタに伝えたことで一気に動き出したそうです。
エディー監督、トウタイ・ケフスピアーズコーチがいろいろな手助けをしてくれているようなので、「ただの留学生」という扱いにはならないでしょうが、ただ行って、帰ってくるだけの留学になる可能制もゼロではないような気もします。
本人は「行くからにはスーパーラグビーでプレーする」という意識は当然持っていますが、「行ってみないとわからないことが多いです」という状態です。
期間は、19日から7月頃まで。
代表との兼ね合いも、行ってからの状況で話し合い。
立川自身はプロになる気はないということで、越えるべきハードルは多そうです。

約20分に及ぶ囲みでしたが、「行ってみないとわからない」留学です。
代表でのチームメイトである堀江や田中(ともにワイルドナイツ)に刺激を受けたというオーストラリア挑戦。
2人のようにスーパーラグビーでのプレー機会を得られるか。
ワイルドカードトーナメント、日本選手権を残してチームを離れる責任や意味も背負っての勝負になります。

退路を断った挑戦ではないところや、受け入れ先の期待度がよくわからない部分はひっかかりますが、不安な点はという問いに「英語っすね」と答えるほどプレーの面では自信があるようなので、とにかく応援するよりほかはないようです。
秩父宮の電光掲示板が工事中になりました。

(尾)



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