観戦記

投稿者

Kia Kaha

2014年02月02日 14:00KO 秩父宮ラグビー場 レフリー 原田隆司
神戸製鋼コベルコスティーラーズ VS サントリーサンゴリアス 天気 くもり時々晴れ / 微風
グラウンド状態 良い
前半 後半 得点 前半 後半 観客 さみしい・・・
2 1 T 2 2 投稿者が選んだマンオブザマッチ
1 1 G 2 0 チーム名
0 0 PG 0 1
0 0 DG 0 0 選手名
12 7 14 13
19 合計 27

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「運を引き寄せたチーム力の差」

【提供】
 ラグカフェ編集部の取材メモ
 http://amba.to/1iqwex2

プレーオフ前の会見で、「いつか負けるんじゃないか」という不安を口にしたサンゴリアスの大久保監督。
冗談めかした発言だったとはいえ、コベルコスティーラーズへの警戒心があったにちがいない。
最後まで競った展開となった試合、大久保監督は会見の冒頭で
「なぜ勝てたのかはよくわからない。少し運が良かったのかな」
と口にした。
確かに、後半10分過ぎからの自陣22m内で防戦一方となった展開で、あとひとつでもトライを奪われていたならば結果は違うものになったかもしれない。
同じくプレーオフ前の会見、警戒する選手としてLOのアンドリース・ベッカーを挙げ、CTBジャック・フーリーについて「世界最高のアウトサイドセンター」と評価した。
そのふたりを抑えるためにどんな策を用いたのか、という問いに
「彼らふたりだけじゃなくて、(コベルコスティーラーズは)個人の能力が非常に高いチームなので、特定のひとりに集中するとチームのディフェンスとしては良くない。今日もいくつかラインブレイクされましたけど、僕らは引き続き、アタックもディフェンスも、それほど大きなフォワードではないのでチームで守る、攻めるということを徹底したということ。決勝のパナソニックさんも素晴らしい選手がたくさんいますので、僕ら、個対個というよりは、チームで守るという意識を大事にしたいと思っています」
とチームとしての対応の重要性を話した。
一方のコベルコスティーラーズ。

橋本キャプテンは
「勝つチャンスはあったが、自分たちでそのチャンスを手放した」
とプレーの精度を嘆いた。
苑田監督もこの試合の収穫として
「練習でやっていることを全て出せれば、違う結果が出せる。(今日のゲームは)正確性が足りなかった。精度を上げられれば勝てる」
と口にした。
その正確性や精度が上がらなかった理由について
「プレッシャーがきつかったこともあるが、コミュニケーションに欠けていた」
と橋本キャプテンは振り返った。
同様に、FL前川も後半トライを取りきれなかった場面を振り返って
「判断ミスや簡単なミスがあった。(サンゴリアスの)ディフェンスも良くて崩すところまでいけなかった」
その、ミスについて
「持ち出したらいけないところで持ち出したり、しなくていいところでパスしたり。ボールキープできれば相手はいやだったと思うので……」
と悔やむ。
PR山下は
「あそこ(後半のチャンス)で取りきらないといけないですし、(得点の)取られ方も簡単やったんで、修正するとこはようさんあるんで、うーん、何をどうしたらっていうのは今回の結果で明確になると思うんで、今までみたいにハーフに好き勝手走られてやられたのとは違うんで……。修正しかないっすね、今は」
と話し、ポジティブな要素は
「トライを取れていることだけっすね、セットプレー、スクラムも安定しませんし、ラインアウトも合わなかったところもあるんで、どうにかしないとダメっすね」
キックがタッチを割らず、そのまま攻め込まれた場面を振り返り
「あれはもったいなかった」

プレッシャーの中で、個のプレー精度が勝敗を分けたと見ているようだった。
再びサンゴリアス。
208cmと長身のベッカーと対峙したLO篠塚、ベッカーについて
「未知の世界。隣に並んだらけっこうデカかったです」
とそのサイズには驚きがあったもののプレー面では
「基本的には問題なかったかな」
後半押し込まれた時間帯を振り返って
「(リーグ最終節のジュビロ戦でも)モールで2本くらい取られた。これからはモール、セットピースで押してくるチームが多いので、それだけは注意しようとこの2週間準備していた」
と我慢の時間帯は織り込み済みだった。
勝敗を分けたポイント、サンゴリアスが上回ったところは何か
「チーム力。ひとりひとりがプレーするんじゃなくて、チームで団結力で試合をしようという意識はみんなにあった。その面では上回ったかな」

個のミス、プレー精度を敗因と分析したコベルコスティーラーズ。
チームプレーを勝因に挙げるサンゴリアス。
サンゴリアスのプレーヤーが個人能力に劣るわけではない。
高い能力をチームのために集約し、ゲームで発揮できるところにチーム力の高さがある。
同様に、能力の高い選手を集めながら、プレッシャーのかかった試合でミスが出る。
その原因を突き止めなければ、セットプレーやキックといった技術をいくら修正しても結果は変わらないのではないだろうか。

サンゴリアス決勝進出。
相手はリーグで大敗を喫したワイルドナイツ。
篠塚は
「3連覇は別として、この前ボコボコにやられているので、やり返す、チームで勝つ。それだけですね。が ん ば り ま す」
と不敵な笑みを浮かべた。
会見での表情がいつも印象的な真壁キャプテン
この日は、身振り手振りを交えつつ、プレーを振り返りました。

終了間際、サンゴリアスのPGでノーサイド……
のはずが、ライアンのキックは外れただけでなく、インゴールに落下。
まさかのプレーオン。
結果、コベルコスティーラーズ前川が弾いたこぼれ球をサンゴリアスのルーキー石原慎太郎がトライ。
ダメ押しということになったのですが、ライアンのキックが外れて驚いたのはどよめいた観客だけではありません。
篠塚も
「びっくりしましたね(笑)。決まらなくても思いっきり蹴って出してくれれば終わったんですけど、蹴った瞬間にボコっって音がしましたからね」
当然ですが、選手もビックリ。
結果としてトライが生まれたわけですが、味方も驚かせるライアンのサプライズキックでした。

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 ラグカフェ編集部の取材メモ
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