観戦記

投稿者

Kia Kaha

2014年02月11日 14:05KO 秩父宮ラグビー場 レフリー 麻生彰久
パナソニック ワイルドナイツ VS サントリーサンゴリアス 天気 くもり / 微風
グラウンド状態 普通
前半 後半 得点 前半 後半 観客 さみしい・・・
1 2 T 3 0 投稿者が選んだマンオブザマッチ
1 2 G 2 0 チーム名
3 5 PG 0 1
0 0 DG 0 0 選手名
16 29 19 3
45 合計 22

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「夢の中へ」
 ジャパンラグビートップリーグ2013ー2014
 プレーオフトーナメントファイナル
 パナソニックワイルドナイツ
     VS
 サントリーサンゴリアス
 @秩父宮ラグビー場
 観客:10217人

【提供】ラグカフェ編集部の取材メモ
 http://amba.to/MhcGQs

首都圏を襲った大雪の影響で試合開催が順延されたプレーオフファイナル。
祝日のこの日も、冷え込みがかなりのものだったが1万人を超える観客が王座の行方を見守った。

開始早々、サンゴリアスSHデュプレアがキックをブロック。
その流れから敵陣22mライン付近まで攻め込むもペナルティ。
先制の機会は失ったが、サンゴリアスの勢いが出たかに見えた。
しかし、5分。
FB有賀、SHデュプレアがワイルドナイツWTB山田を倒しきれずトライを奪われる。
ワイルドナイツが先制。
サンゴリアスはすぐにワイルドナイツのSH田中の、若干無謀なクイックスタートから逆襲でトライを奪い返し、さらにSHデュプレアの「スプリングボックスの本気」が垣間見えるトライで逆転。
王者の王者たる所以を見せたかに思われた。

今シーズンのトップリーグ、レギュラーシーズンを首位で終え、昨年末のサンゴリアス戦で大勝したワイルドナイツは崩れなかった。
各選手が忠実に任務を遂行し、サンゴリアスの攻撃を抑える。
サンゴリアスを自陣に押し込め、ペナルティを奪う。
そしてSOバーンズがPGを決める。
9本中8本のPGと、3本のコンバージョンを決め、そのたびにサンゴリアスの希望を奪った。

青いユニフォームになって初めての戴冠。
テレビ中継のインタビューで中嶋監督は
「やっと探していた物を見つけた感覚です」
と涙を浮かべた。

敗れたサンゴリアス

「最高の舞台で、最高の相手と戦えたことは、クラブとしても大きなチャレンジだったが僕の力不足で勝つことができませんでした」(大久保監督)
「日本選手権で、借りじゃないですけど、サントリーらしいラグビーをパナソニックさんに見せたいなとおもいます」(真壁キャプテン)

試合終了直後は悔しそうな雰囲気があったサンゴリアスですが、
表彰式とロッカールーム(でのミーティング? )を経て、すっきりしたように見えました。
日本選手権では追う立場となり、次の目標に気持ちを切り替えたということでしょうか。
ワイルドナイツの会見には、すぐにオーストラリアへ立つ堀江キャプテンに代わって北川智規バイスキャプテンが出席しました。
前半は「上から見ていても慌てているのかなと思う場面があったので、ハーフタイムにもう一度自分達のラグビーをやろうと伝えると後半はパナソニックのラグビーができた」と振り返った中嶋監督。
「実力差はないと思うし、ホンマに、小さいことの積み重ねで」優勝を勝ち取ったと話した北川バイスキャプテン。

SH田中、HO堀江といったスーパーラグビーを経験した選手、SOバーンズやLOヒーナン、WTB/FBのピーターセンといった外国人選手に、WTB山田、NO.8コリニアシら日本代表選手とCTB霜村、林といった日本代表クラスの選手達が一丸となってプレーした結果が優勝につながったといえるでしょう。
ワイルドナイツが「自分達のラグビーができた」と話した後半、サンゴリアスも前半よりは継続できるように見えました。
実際プレーしていた選手はどう感じたのか。
HO青木は
「時間帯ですね。こっちが良い時間帯と向こうの良い時間帯で、向こうはちゃんと点が取りきれていたのでやった感はあるんじゃないですかね。サントリーとしては手応えはあったんですけど、スコアに繋がらなかったので」
と話していました。
後半突き放すような展開をイメージしたいたが、逆にやられたという話もしてくれました。
ここ3シーズン、ほとんど負けていないのでビハインドの展開に慣れていない、盛り返すのが難しかったのでは、という問いには
「ヤマハ戦とか神戸戦も接戦をものにしているので、そんな感覚はないけど、残りの時間であそこまで離されると厳しい」
日本選手権へ向けてもう一度、サンゴリアスらしさを見つめ直すとのことでした。
WTB/FBとしてプレーした塚本
後半はキック処理の判断でピンチを迎えてしまいました。
「相手がすぐに来ていると思ったが、もう少し落ち着いて処理してもよかったかな」
と振り返りました。
新入団、プレッシャーのかかる場面での経験を重ねている段階でしょうか。
日本選手権を残していますが、社会人一年目のシーズン、どんな印象でしょうか。
「まだ足りない部分が多いですね。タイトルがとれなかったので全然ですね」

途中からの出場で、ダメ押しトライの場面でこちらもキック処理で目立ったWTB長友
バーンズが蹴ってくるのは予測がついていたのにと悔やみます。
「(あのような場面では)僕は上がって行くんですけど、キックで来ると思ったので待ったんです。で、予想通りだったんですけど、確実に取ろうとしてバウンドをひとつ見たら、思った方向と違う方向に跳ねて……足も出したんですけどダメでした」
これまで運も呼び寄せるゲームを続けてきたサンゴリアスですが、この試合で運を引き寄せたのはワイルドナイツだったようです。
会見で試合の趨勢が決まったと感じた場面はという問いに、中嶋監督、北川バイスキャプテンともにHO堀江がサンゴリアスFLスミスへタックルし、倒した場面を挙げました。
確かに、これまで多くのチームの希望を奪ってきたスミスを倒した場面は、観客にも確信と絶望を与えました。

同じ質問をワイルドナイツのルーキーPR稲垣にも。
「いや~、僕は最後のスクラムターンオーバーでトライとって、“あ、来たな”と思いましたね」
とのこと。最後の最後まで気の抜けない接戦だったと話していました。

ルーキーシーズンでの優勝について
「トントン拍子で来ましたけど、日本一っていう場面にこれまであんまり縁がなかったのでうれしいです」

シーズンを通して活躍したPR、ジャパンに選ばれる可能性もあるんじゃないでしょうか。
(先にジュニア・ジャパンかな)
長く探していたものを見つけ、次の探しものを見つけにいくワイルドナイツ。
新しい「探すべきもの」が出てきたサンゴリアス。
日本選手権では、どちらの「探しもの」が見つかるのか。
それとも、違う風が吹くのか。

【提供】ラグカフェ編集部の取材メモ
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