観戦記

投稿者

早スポ太郎

2014年05月25日 17:00KO 国立競技場 レフリー
日本 VS 香港 天気
グラウンド状態
前半 後半 得点 前半 後半 観客
0 0 T 0 0 投稿者が選んだマンオブザマッチ
0 0 G 0 0 チーム名
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0 選手名
27 22 3 5
49 合計 8

フォロー中・・・ シェア中・・・
*facebookにシェアする場合や投稿者をフォローする場合、ログインが必要となります。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い改修工事に入る国立競技場(国立)。幾多もの名勝負が繰り広げられたこの場所での最後の公式戦として、アジア5カ国対抗2014の日本代表-香港代表が行われた。今大会は2015年ラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会のアジア最終予選を兼ねており、前節までの結果から、この試合の勝者がW杯の出場権を獲得する。ゲームは地力で勝る日本が支配。途中攻めあぐねるシーンがあったものの、WTB藤田慶和(スポ3=東福岡)のハットトリックの活躍などで、49−8で勝利を収めた。
開始早々2分で試合が動く。敵陣10メートルライン付近でペナルティーを得ると迷わずPGを選択。これをFB五郎丸歩(平20スポ卒=現ヤマハ発動機)が確実に決め3点を先制する。12分にはラインアウトを起点に藤田が右隅へ飛び込み、このままワンサイドゲームになるかとも思われた。だが、アジアでの戦いはそんなに甘くない。接点でプレッシャーをかけターンオーバーを繰り返し、何度も相手ゴールに迫るもののハンドリングエラーを連発。自分たちのミスで流れを断ち切ってしまう。26分にはノックオンからDGを決められてしまった。そんな嫌な空気を一変させたのはこの日存在感を放った藤田だ。28分、ラインアウトから大外でボールをもらうと、ハーフウエーライン付近から一気に加速。スワーブとハンドオフで相手を振り切りトライをマークする。これで勢いづいた日本はさらに12点を追加し、27−3で前半を終えた。
しかし後半の立ち上がりはまたもミスが続出。20分には5点を返されてしまった。とはいうものの、ここからは日本が力を見せつける。27分に敵陣でのラックからパスを受けたロック真壁伸弥(サントリー)がタックルをものともせずインゴールを陥れると、31分には藤田がこの日3本目のトライをマーク。香港に疲れが見える中、最後まで攻撃の手を緩めずさらに12点を加えてノーサイドを迎え、8大会連続8回目のW杯出場権を手にした。
試合終了後、会場は大きな拍手で包まれた。勝利を手にした日本への賞賛だけでなく、最後まで激しく戦った香港フィフティーンへ惜しみない声援が送られる、まさに『ノーサイド』が訪れた瞬間であった。また、試合後にはSAYONARA国立セレモニーと題して、歌手の平原綾香さんがJupiterを披露。選手も訪れたファンへのサインに応じ、暖かな雰囲気で最後の国立の幕は閉じた。
ミスが目立ったことなど、試合内容は決して満足できるものではなかっただろう。それでも粘り強く戦い、大崩れしなかったことは大いに評価できるはずだ。そしてなにより、無事W杯出場を決めたことは大きいだろう。勝負の日まであと1年あまり。目標のW杯ベスト8に向け、これから始まるIRBパシフィック・ネーションズカップなどの国際試合を通じ、さらなる高みを目指していく。
  • サポーター募集中
  • サポーター募集中
  • サポーター募集中
  • サポーター募集中