試合開始直後、スコアを動かしたのは早大だった。敵陣でのラインアウトから左に展開したボールを生かし最後はSO小倉順平副将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)からFB黒木健人(教1=宮崎・高鍋)へラストパス。グラウンドを広く使った攻撃で先制点を挙げる。さらに7分、早大は何度もフェーズを重ねながら少しずつ、しかし確実に前進していく。そうしてつないだボールをフランカー中尾康太郎(スポ4=福岡)が左中間にトライ。その後も試合は早大ペースで進んでいく。そんな中でも、ロック大峯功三主将(スポ4=福岡・東筑)をはじめ、いつもはBKを裏から支えるFW陣の活躍が光った。前半に挙げた7つのトライのうちなんと6つがFWによるもの。力強い突進で得点を重ね、45-0でハーフタイムを迎える。